農業者等の会は、構成員が協力し、福島第一原発事故等を要因とする風評被害等に立ち向かいながら、安全でおいしい福島県産農林水産物や加工品を全国の消費者にお届けすることを目的として活動しています。
2012年12月19日、がんばろう福島、農業者等の会は、NPO法人になりました。
NPOの具体的な活動
- 全国の消費者と福島農業者との交流促進
- 福島県農業者相互の結束と情報交換
- 放射能に関する調査研究、啓蒙・啓発活動
- 農業による地域づくり、観光との連携
- 農業技術の向上
- 福島の現状を日本、世界に発信する活動
- 福島県農産物の販売を通じての交流促進
- その他上記に関連する事業
募金と支援のお願い
がんばろう福島、農業者等の会では、「顔の見える関係に風評被害はない」との考えのもと、全国の消費者との交流事業を積極的に行っていきたいと考えていますが、長引く風評被害の中で、活動資金が乏しい状況です。つきましては、全国のみなさまに活動に関する支援を求めています。
【募金や支援に関する振込口座】
東邦銀行 二本松支店 普通預金口座
口座番号 1164814
口座名義 トクヒ)ガンバロウフクシマノウギョウシャトウノカイ
設立趣旨書
1 趣旨
豊かな自然と大地を有する福島県。ここは、日本の食糧を支える基地であり、私たち福島県農業者は、安全で新鮮でおいしい農産物を生産することに日々努力してきたし、それが生きがいであり、全国の消費者と直接結びついてもきた。
しかしながら、東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発事故の影響により、私たちが農業を営むうえでの基本である農地は、放射能によって汚染されてしまったばかりか、産出にあたって放射能を含む安全性を充分確認しているのにもかかわらず、福島県産というだけで消費を敬遠する行動、いわゆる風評被害が広がってしまった。なにより、おいしい農産物を通じて、全国の消費者と福島県農家がつながり、交流してきたのに、それ自体がおびやかされている現実は悲しい限りである。
しかし、私たち福島県農業者は、この福島県という地で、今後も安全でおいしい農産物を作りつづけるとともに、再び全国の消費者の方々と結びついていきたいと決意した。このためには、いつの日か、福島県が「世界でいちばん安全でおいしい農産物を生み出す希望の大地」にすることを目標に、福島県農業者自身が寄り添い、協力し、果敢に挑戦していくこと、そして、全国の消費者と交流を通じて、再びつながっていくために、ここに「特定非営利活動法人がんばろう福島、農業者等の会」を設立する。
2 具体的な活動
(1)全国の消費者と福島県農業者との交流促進
(2)福島県農業者相互の結束と情報交換
(3)放射能に関する調査研究、啓蒙・啓発活動
(4)農業による地域づくり、観光との連携
(5)農業技術の向上
(6)福島の現状を日本、世界に発信する活動
(7)福島県農産物の販売を通じての交流促進
(8)その他上記に関連する事業
設立発起人 齊藤登、三留弘法、菅野正寿、後藤正人、酒井正太、菱沼健司